ブルドックができるまで(野望篇)その1

ブルドックというショップ、
和久井維彦とはナニモノか

和久井さんって有名カスタムショップで修行した経歴をもつわけでもなければ、首都圏で店を出したこともない。ショップがあるのは地元の栃木。「ブルドックってどんな素性のショップなんだ」「和久井ってのはどんなやつなんだ」とずっと言われつづけてきたような気がするんですが。

「こいつ、ちょっと怪しいんじゃないか」ってことですよね。わかります(笑)。

というわけで最初は和久井さんが、どんな経緯でカスタム業界に入ったのかってあたりから話を聞こうかと。これで素性不明の怪しさが少しでも払拭されるのであれば、これに勝る喜びは、ええ、ないのであります。

誰なんだ、あんたは(笑)。じゃ4〜5歳の頃の話からしましょうか。

そこまで遡らなくてもいいんじゃないですか。

子どもの頃からなんか機械ものが好きで、よく家のなかにあるものを分解して、親父にぶっ飛ばされてました。お袋からも「あんたは4歳5歳くらいのときからドライバーもって家のなかのものを片っ端から分解してたわね」っていまだに言われますから。見えるところにあるネジ、片っ端から外しちゃうんで、この子はちょっとおかしいんじゃないかって、けっこう悩んだらしいですよ。

窓についてるブラインドなんか見ると「これ、どこでどうつながって動いてるんだろう」って不思議でしょうがない。それでブラインドの横についてるヒモをハサミもってきて切っちゃったりして。「これはマズい!」って思うわけだけど、もう手遅れ。で、ドヤされる。そんなことばっかりやってましたね。


子どもの頃から機械好きで分解魔。そんな和久井さんにとってカスタムショップは一種の天職だったといえる

その子が高校生になってバイクに興味をもつってのは、ある意味お約束というか、避けられないコースって感じがしますが。

まさにそういう感じです。地元にカワサキ系のバイク屋さんがあって、そこがZ系とか、ヴィンテージモデルも扱ってるところだったんですよ。あとハーレーなんかもやってて。高校のときにそういうショップに遊びに行って、Zのカスタム、カッコ良いなと。それでもうバイク屋で働くしかないなって思い込んじゃったんですね。進学しようとか、専門(学校)行こうとか、そういうことは一切考えなかったです。

ショップ遊びに行って、なにやってたんですか。

エンジン分解したり、組んだりしてる姿を見て、「こんなもん、よくバラしたり組んだりできるよな」って感動してました。工業高校行ってたので、内燃機の勉強とかは一応してるんですけど、学校の授業と仕事でエンジンやるのとでは、これはもうやってることもノリも全然違うじゃないですか。

その姿を見て、プロの整備士ってすごいなと。タイヤ交換とか、普通の整備じゃなくて、もっと突っ込んだところ、エンジンチューニングなんかに憧れました。高校生の小僧としてはですね(笑)。

だからバイク面白いな、バイク屋で働きたいなっていう漠然とした思いが最初のきっかけだったですね。ジャンルとか車種とか、あまり意識してなかったです。当時はSRとスティードのカスタムがめちゃめちゃ流行っていた時期で。

うーん、そういう時期ってたしかにありましたね。何年頃だったかは、よく憶えてないですけども。

それで流行りのアメリカンに乗ってみたりもしたんですけど、これは性に合わないというか「遅いな、これ」って思ってすぐやめて(笑)、そのあと、もういっそのこと大型免許取っちゃおうということで、試験場に試験受けに行ったんですよ。当時はまだ、大型免許の教習所ってなかったんで。

一発免許、11回目でようやく受かって大型免許。で、そのすぐあとくらいにTOF(テイスト・オブ・フリーランス。現テイスト・オブ・ツクバ=TOT)に出てるバイクとか見て感化されるわけです。モンスタークラスに出てるZカッコ良いなとか、いずれはああいうバイク作れるようになりてえなとか。そういうところがカスタム、チューニング稼業の入口になった感じです。

それで地元のバイクショップに勤めるようになるわけですか。和久井さん、言い出したら聞かないタイプって感じですもんね。

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