Genuine(純正)という名に込めた思い(7)

他社と、とことん比較して
その上で判断してもらいたい

カスタム買うときに、わりと手近なところで決めてしまう人もけっこう多いですよね。近所のバイク屋さんにちょっとカスタムされたZがあって、コンディションもそんなに悪くなさそうだから買った、みたいなケース。

そうでしょうねえ。そう考えるとウチに来てくれるお客さんって、そこで妥協しなかった、あるいは、それじゃ満足できなかった人だと思うんですよ。だからぼくらがエンジン、フレーム、内燃機加工、全部に徹底的にこだわる理由もわかってくれるし、付いてるパーツ見たら、この車両価格になるのも、まあ当たり前だよね、みたいに納得してくれる。でも、それってすごいことですよね。

ショップって言っても作業場と倉庫しかないみたいなところだし、フリーのお客さんってまず入ってこないですよね、ここ。ショールームもないし(2019年3月取材時)。和久井さんは常々、GT-M買う前に一度ショップに遊びにきてほしいって言ってますけど、実際に来たお客さんにはどんなこと話すんでしょう。

まずは仕上がってるバイク、作業工程、工場、全部見せます。その上で「ウチで決めるんじゃなくて、ほかのショップさんも見てきたらどうですか」ってかならず言うことにしてるんですよ。同じようにZ系コンプリートを作ってるショップさんって、ほかにもたくさんあるわけじゃないですか。

たしかにそうですけど、ショップの人って普通、その場でオーダーしますって決めてもらいたいもんなんじゃないんですか。

ウチはちょっと違いますかね。あとは「同じ予算だったら、向こうのショップの方がいい車両作ってくれたんじゃないかなあ」みたいな後悔をあとでしてほしくないっていうのもあるかもしれないです。

同じ値段だったら別格の仕上がり、別格のパーツ構成にしてみせるっていう自信があるから、そういうお薦めもできるという。

あ、それはそうです。実際、「この値段、この内容っていうのは、よそでは絶対あり得ない」ってぼくらも思ってますから。それでも「いろいろ見た上でウチがいいなと思ったら、ウチで買えばいいし、もっと自分の価値観に合ったショップがあったら、そこで買う方がいいと思いますよ」って、毎回かならず言ってます。


「安い買い物じゃないから、とことん比較して納得した上で選んでほしい」それは和久井さんの本音でもある

やっぱりとことん比較して、納得してから買ってほしいと思うんですよ。趣味は人それぞれだし、それが10万や20万の買い物じゃないんなら、なおさらそうですよね。実車を見てもらわないとわからないこともあるし、実際に会って話をしてみないと伝わらないことっていうのもありますからね。

GT-M、なにがほかのコンプリートと違うんだって、よく訊かれるんですけど、それを伝えるのはけっこう難しいもんがありますよね。雑誌で紹介してもらったりする機会も多いんですけど、限られたページのなかで伝えられることって、おのずと限界がある。文字数の制限あったら、あれもこれもっていうわけにはいかないですから。そういう意味でも会って話すのが一番じゃないかなって思いますね。

その間を埋めるという意味では、このロング・インタビューも参考になるぞと。

そうなったらいいなと思いますけど、それでも会って直接話したときの情報量には勝てないでしょう。

それで済んだらコンプリートも通信販売でいいですもんね。

そういうとこも含めて、ウチは超アナログ路線でいきたいんですよ。

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